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夫が車の下敷きに
駆けつけると、そこには助けを求めていた女性の夫がフォルクスワーゲンの下敷きとなり身動きができなくなっていました。
当時の様子をローラさんとザックさんはこう語っています。
「ジャッキが壊れるか滑るかして、上半身が車の下敷きになったらしい」
「自分に見えたのは男性の脚と、もがいている様子だけだった」
「車は男性の頭部を圧迫し、肋骨を押し潰していた」
ザックさんはボンネット付近から車体を持ち上げ、その間にローラさんと男性の妻が車から男子を引きずり出したそうです。
助けた時のことをこう振り返っています。
「男性は肋骨が何本か折れて顔もかなりひどい状態だった。それでも医師からは、もし僕がいなかったら多分死亡していただろうと告げられた」
「自分があの場所にいて、あれだけの力を出せて本当によかった」
何故ザックさんはこのような力を発揮できたのか?
それ壮絶な過去による経験からでした。
壮絶な過去については次のページで!