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マスコミが年配者を精神的に追い込む
山里亮太さんが2019年9月17日にTBSラジオ「たまむすび」で妻となった女優・蒼井優さんと母親の「嫁姑問題」で母親が取材を受けていたことを明かしました。
ラジオの内容によると、嫁姑問題はなく、仲がいいとのことだった。
しかしながら、週刊誌の記者は、山里亮太さんではなく、母親に嫁姑問題について質問を持って行ったのです。
記者自身に最近子供ができたことを引き合いに、「お母さんとしても子供が待ち遠しいでしょう。」と夫婦生活に直接かかわりそうな内容にも触れてきたようです。
山里さんの母親は「自分の発言によっては、山里亮太さんと奥さんの蒼井優さんに迷惑がかかるのではないか」と気を病んでしまったようです。
結果的に母親はダウンしてしまったようで、山里亮太さんも
「元々、血圧で体調が良くなかったんですが、ついにダウンしてしまった。
母ももう齢、おばあちゃんなんで…。
できれば(母親への取材は)お許しいただきたい。
実家はそっとしておいてください。
私は情報、ダダ洩れですから、特にラジオで言いますんで…」
と素人である身内へ負担をかけないようにお願いしていました。
マスコミの方々は何故お母さんの方に取材に行ったのでしょうか?
マスコミはの動力源も根拠もお金か
見出しにある通りですが、可能性の一つとしてお金になるからというのが一番高いのではないかなと考えています。
今回とは別の件ですが、メンタリストのDaiGoも似たような発言をしています。
嫁姑問題については山里亮太さんか蒼井優さんに聞けばわかることだと思います。
しかし、世間体や母親への負担がかかる可能性もあるので仮に仲が悪いとしても言わない可能性があります。
マスコミとしては面白い記事でなければお金にならないので、取材慣れをしておらず口を滑らせる、もしくは言葉の使い方を誤る可能性が高い素人側への矛先を向けたのではないでしょうか?。
運よく口を滑らせたり言葉を選び間違えれば上げ足を取って嫁姑問題に悩んでいる的な記事を出して人の注意を引けると踏んだのではないかなと考えています。
母親でなければいけない理由が僕の中ではほかに見つけられません。
仲がいいエピソードを引き出したいなら、取材のプロが「嫁姑問題で困っていることはないか?」という聞き方はしないと思います。
自分のお金の為にか弱い高齢者の家に押しかけ、精神的にストレスを与えるような取材をした結果、高齢者をダウンさせて記事にされるのは本末転倒ですね。
お金は大事だとは思いますが、もっと人に寄り添ったジャーナリズムを発揮できないのでしょうか?
こういったニュースを聞くたびに憤りを感じてたまりません。