今回、ホラーゲームによく出てきていた、ゾンビが見つかったかのような衝撃的なニュースが飛び込んできました。
目次
1.死体は動く
人の死体が1年以上経過していても大きな動きをみせるという研究結果が報告されました。
証明したのはオーストラリアの科学者でタイムラプス動画(静止画をつなぎ合わせて作ったコマ送り動画のこと)で撮影して明らかになったようです。
科学者のアリソン・ウィルソンさんが毎月オーストラリア北東部ケアンズから南東部シドニーに3時間かけて飛行機で通い、死体の腐敗の進行を確認しました。
研究対象となった死体は、南半球で唯一の「死体の農場」に保管されているうちの一つを用いたとのことです。
17ヶ月にわたって研究した結果、ウィルソンさんは、人は厳密には「安らかに眠っていなかった」と話しています。
同僚の研究者らと死亡推定時間を特定するのに通常使用されている方法を改善しようとタイムラプス動画を採用していたようだが、研究の過程で死体が大きく動いていたことが分かったそうです。
1件目の事例は、死体の腕が体に近づき始め、その後腕は体の両脇に広がる形になったようです。
ゾンビみたいですね・・・
ウィルソン氏によると
「こうした動きは、死体がミイラ化し、靱帯(じんたい)が乾燥するなど、死体の腐敗の進行に関連しているとみている」
と話しています。
また、この特異なけんきゅを始めたきっかけを目的の一つにこうも書かれています。
豪セントラルクイーンズランド大学(CQ University)で犯罪学を学んだウィルソン氏がこの異色な研究を始めたのは、メキシコ旅行に行った後、マヤ(Maya)文明時代の骸骨の分析に協力するためで、
「牧場で育ち、家畜が死んだ後の過程を見てきたためか、子どもの頃から死体がどう分解されていくのか興味を持っていた世界中のどこにも、死体の動きを明確に示した研究結果がなかったので、自分で解明することにした」
引用:ライブドアニュース
2.何に役立つか
この研究が何に役立つか、わかるでしょうか?
この研究で明らかになったことを用いることで、身元不明になってしまっている死体を関連付けることができます。
つまり行方不明者数をの減少などにつながるのではないかと考えられています。
また、他には死体の動きと分解率への理解を深められると、警察の捜査で死亡推定時間をさらに正確に導き出せるようになり、死因の特定や犯罪現場での分析によるミスを減らす助けになると考えられています。
3.まとめ
ポイント
- 人の死体は、時間経過の中で動いている
- 切断されていたとしても動いている
- タイムラプス動画で証明された
参考
ライブドアニュース
https://news.livedoor.com/article/detail/17082060/
AFP BB NEWS
https://www.afpbb.com/articles/-/3103783
ニュース information blog
http://news-informatlon-1.seesaa.net/article/445793872.html