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ハチに刺されたら何処が一番痛い?
何と、アメリカで身体を張って検証してくれた大学院生(当時)がいたようです。
ニューヨーク州コーネル大学の大学院生、マイケル・スミスさんです。
実験ではピンセットでハチの翅をつかんで採集し、自分の体の各部位に捕まえたハチを押し付けて行ったようです。
刺されてから一分間引き離さず、その時の痛みを1~10段階に分けています。
引用:カラパイア
数値が高いところほど痛いことを表わしています。
眼球にも指す予定だったそうですが失明の可能性がある為断念したようです。
最も痛くない所
- 頭頂部
- 上腕
- つま先
平均値は2.3で特に頭頂部では、「頭で卵を割った時ぐらい」というから意外です。
最も痛いところ
最も痛い場所は、鼻(9.0)、上唇(8.7)、生殖器(7.3)で、まさに電撃が走ったという感じだそうです。
しかしながら、鼻は特に強烈らしく、くしゃみがでたり息が切れたり、鼻水が出たり様々な症状が現れ、その痛みは全身に来るそうです。
また、鼻が生殖器、どちらか1か所を刺されなければならないとしたら、スミスは悩むことなくで生殖器を選ぶとのことです。
よっぽど鼻を刺されたときの症状が辛いようです。
結果から分かる意外なこと
これらの研究から得られた意外な結果があったそうです。
刺されたら痛い箇所は皮膚が比較的薄いところや感覚細胞が多いと考えると思います。
しかし、結果は違ったのです。
1つは厚い皮膚で覆われている手のひらは薄い皮膚でおおわれている腕や頭に比べ痛みが強いということです。
2つ目は同じ数の神経が通っているのに、中指より上唇の方が痛みが強いということです。
これらのことから刺される痛みは感覚の鋭さとは結び付かないということです。
まとめ
今回の実験において、スミスさんの通うコーネル大学の被験者保護プログラムでは、自分自身を実験台にすることを認められていないようです。
つまり、今回の研究は論文として提出できるものではないし、リスクは全てスミスが負うこととなります。
また、ハチに刺されることでアナフィラキシー反応を起こし最悪の場合、死に至る為、絶対に真似しないようにしましょう!