N国党の立花代表とマツコ・デラックスとの対立で世間は盛り上がっていますが、立花代表が何故、こんな過激な行動に出るのか?
これまでの、経緯に少し触れて、今回使われている心理的なテクニックが今回のケースや、選挙の際にどう当てはまるのかを紐解いていければと思います。
もくじ
1.N国党立花代表がマツコに和平案
1.和平案の内容
2.立花代表が使っているテクニックとは
1.弱者を束ねて強者を叩く
2.1対1では戦わない
3.自分の弱いところを認める
4.理不尽と戦う
5.目的のために手段を選ばない
3.まとめ
目次
1.N国党立花代表がマツコに和平案
1.和平案の内容
マツコ・デラックスがTOKYO MXテレビの「5時に夢中」でN国党を「気持ちが悪い」「面白半分で投票したのでは」などと批判したことに対して、立花代表自らのYoutube動画で「民意を馬鹿にしている」「ぶくぶく太りやがって」など反論を続けていました。
しかし、立花代表のYoutubeにて8月8日に投稿された動画にて
「12日の「5時に夢中」にマツコが出るのでTOKYO MXで出待ちをしてワン!と泣かせてやる」
と出待ち宣言し、実行に移しました。
この行動に賛否両論あったものの8月15日に、TOKYO MXに番組出演の要望書を申し入れました。
申し入れ自体は、上杉隆幹事長名義でMX側に「番組出演のお願い」として
MXが政治的公平を定めた放送法4条に違反している可能性や立花氏は反論権を有すると指摘した上に、
「立花孝志が反論できるようなフェアな出演の機会を求めます」
「編集権に介入するつもりはない。条件等は相談させてください」
「素晴らしい番組である『5時に夢中!』にこれ以上、傷がつくことは視聴者も立花も含め、誰一人望んでいません。大川プロデューサーと御社の良識ある英断を望みます」
と要望しています。
2.立花代表が使っているテクニックとは
普段の生活の中でこのテクニックを身に着けることができれば自身の身の振り方が劇的に変わるかもしれません。
そのテクニックについてメンタリストのDaiGoさんが解説してくれています。
1.弱者を束ねて強者を叩く
人間には集団心理と言うものがあり、どの時代もどの組織もその体系と言うものは基本的にピラミッド型になっています。
物事を大きく変える際に弱者が声を上げる際に、1人では、誰も取り合ってくれません。
しかし、1人の弱者が大きな声を上げて弱者の大きな集団となったとき、その力は大きなものとなります。
その際に大事になることが社会的強者をしっかりと定め理不尽を指摘することです。
今回の場合、立花代表が強者として祭り上げたのが、NHKであり、マツコ・デラックスだったわけです。
2.1対1では戦わない
また、1で説明したように社会的に弱い立場の人たちを味方につけることで孤立しないように強者と戦うことが大切です。
一時的に数が多くても強者と戦う間に人が減っていくようではいずれ敗れてしまう可能性が高いからです。
3.自分の弱いところを認める
N国党の立花代表は、自分の弱みや失敗などを認めているケースが殆どです。
これも、メンタリストのDaiGoさんの動画でも話されていますが、今現在に至るまで、週刊誌に掲載されていないのが実情です。
他人に暴露される前に自分で暴露することにより、ダメージを最小限に、更には腹の内をさらけ出すことで第三者からの信頼を得ることができているわけですね。
4.理不尽と戦う
人間の心理的に、理不尽に立ち向かう人間は賛同を得やすいとのことです。
理不尽に怒れるリーダーシップは人を引き付けるのだとか。
今回の場合においても、普段見ていないNHKの番組に対してお金を徴収されることが合法になっているという理不尽に対して立花代表自身が怒れるリーダーとなっているわけですね!
これにより、NHKの受信料を不本意ながら払っている人や未払いの人の支持を得られているというわけです。
5.目的のために手段を選ばない
歴史的に名を残した人について、お話しされています。
チャーチル首相が空爆される際にサーチライトで市民を都市部に誘導し攻撃させたというものです。
これでナチス軍が軍対軍ではなく一般市民を狙うことを世界的にアピールし、対ナチス軍の連合を作ったとのことです。
つまり、戦に勝つために、市民を犠牲にしたわけですね!
狙ったのかどうかはわかりませんが…(笑)
しかし、この取り組みの結果として歴史の偉人として名を残しています。
当時バレれば支持率は一気に下がったと思われますが、結果論として歴史が物語っているわけです。
今回のケースにおいても、N国党の立花代表が公人でありながらYoutubeでマツコ・デラックスを名指しにして批判するなど現在考えられる手段としては過激な手段に手を付けています。
3.まとめ
ポイント
- MXに対して立花代表が反論の場を設けるように申し出
- 世間の話題を作り上げる大衆心理のテクニックがすごい
- 弱者を束ねて強者を叩く
- 1対1では戦わない
- 自分の弱いところを認める
- 理不尽と戦う
- 目的のために手段を選ばない
いかがだったでしょうか?
今回のN国党とマツコ・デラックスとのやり取りの中、また政策に挙げていたNHKと対立する内容について、群衆の心理をうまく使っていることが分かりますね!
確かにそうだね~
で済ますのではなく、普段の日常生活の中で、群集心理をつかめるテクニックを身に着けることができたらどうでしょうか?
会社での取り組みや様々なイベントで自身の意見を最大限に主張できる非常に有効なテクニックだと思います。
この記事を読んでくれている皆さんにもこのテクニックに気付いて、普段の生活に活かしていただけたらと思います!
立花代表にもマツコ・デラックスにも特に思い入れはないですが、個人的に立花代表はマツコを叩くために当選したわけではないので、早いとこ本来あった方向に舵を戻すのが良いと思います。
参考
@niftyニュース
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12151-371895/
東スポWeb
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190815-00000019-tospoweb-ent
Youtube メンタリストDaiGo